2期&3期 2016年冬期,2016年夏期

更新日:2017年5月12日

長崎県 JCHO諫早総合病院 : がん治療センター 副看護師長
がん看護専門看護師 徳永陽子

私は、がん患者さんの看護で、続発性リンパ浮腫を発症した患者さんや、終末期がん患者さんのリンパ浮腫に対し何らかのケアを実践したくても知識や技術がなく、悩んでいました。そんな時、LETTAの卒業生から、日本浮腫緩和医療協会の存在を教えていただいたことがきっかけでした。

受講の最大の理由は

私が協会を受講しようと決めた最大の理由は、その受講形式にあります。講義は週末に開催され入門から上級までコースが分けられているので段階的に受講することも可能です。私は2期冬季講習で初級から中級まで、3期夏季講習で上級を受講させていただきました。土日祭日の開校であるため、長期間仕事を休むことなく受講できました。また受講後は実際の患者さんでどのように浮腫ケアを行うか振りかえる時間が取れ、次の講習で疑問点を解決することができたこともよかったです。

驚いたのは少人数制

受講して驚いたのは少人数の受講であるため、実技を細かく指導して頂けたことです。細かな指導があったからこそ資格取得まで辿りつくことができたと思います。また先生方は豊富な実践歴をお持ちで臨床でのエピソードを交えながら講義してくださいます。現在私は緩和ケアチームに所属しています。緩和期の浮腫は様々な病態が関連しているため治療には難しい側面がありますが、用手ドレナージを主体に弱圧での圧迫療法などを提案しています。協会でリンパ浮腫治療の技術を修得したことで、「腫れをどうにかしたい」といった患者さんの希望を支え、ケアをすることで「腫れで重だるさがあったけれども、ケアで楽になった」といった言葉を頂いています。

私は決して器用な方ではないため技術習得に難渋しました。しかし、最後の最後まで先生方に細かな指導をいただき卒業に至ることができました。また全国の浮腫治療養成校の卒業生による交流会にも代表して参加させていただく機会をいただきました。全国の養成校との交流を通して、協会の講義・技術が高く実践即した内容であったと実感しました。

リンパ浮腫治療は、施設基準はありますがやっと診療報酬で算定できるようになりました。しかしリンパ浮腫は仕方のないものであると受け止められていることや治療技術者が未だ少ない現状にあります。故に患者さんは腫れた四肢を目の前にし、自分らしさを失い苦悩しています。「こんなに腫れているのに、だれもわかってくれなかったの。わかってくれて嬉しい。」と涙をこぼされた患者さんがいました。このようにまだまだ医療従事者からの認知が低いのも現状です。これから受講を考えていらっしゃる皆様、リンパ浮腫治療の技術を身につけ、患者さんらしさを支える治療技術者をめざしませんか。きっと受講することで、あなたが抱えている思いや患者さんの問題解決の糸口となると思います。協会は卒業生へのフォローアップ講習もあります。

一緒にがんばりましょう。